上田商会がネイチャーポジティブ推進に向け、石狩市厚田区に森林を取得

  • 上田商会がネイチャーポジティブ推進に向け、石狩市厚田区に森林を取得

コンクリート製品製造の株式会社上田商会 (本社:登別市、代表取締役:上田朗大)は、森林・林業基本計画(*1)に基づく脱炭素社会の実現に向けて、北海道石狩市厚田区の森林の一部を取得し、ネイチャーポジティブ(*2)推進に向けた取り組みを進めています。

当社はコンクリート製品を製造する際にセメント以外にも砕石や砂などの鉱物を使用します。そのためネイチャーポジティブの推進に向けた取り組みを積極的に行いたいと考えており、その手段の一つとして森林の適切な保全活動を選択しました。国土の3分の2を占める森林の適切な保全は水源、生態系の健全性の回復、生物多様性の保護といった公益的機能を発揮させる上でも重要となりますが、現在は労働力不足や林業市場の縮小などの課題に直面しています。そのため当社は適正な伐採と再造林の確保において、森林産業の関係者のみならず多様な主体による取り組みこそが重要であると考え、それらへの取り組みの一環として石狩市森林組合様と協議を重ね、2023年12月に石狩市厚田区の一部の森林を取得いたしました。

*1 森林・林業基本法に基づき、我が国の森林・林業施策の基本的な方針等を定めるもの。直近では、令和3年6月15日に新たな森林・林業基本計画が閣議決定されました。

*2 生物多様性などの自然資本の毀損に歯止めをかけ、将来的には回復軌道に乗せる取組みのこと。

 

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